パピーフルハウスの全貌をキャンパー厚木で実際に確かめてきました!

パピーフルハウスの全貌をキャンパー厚木で実際に確かめてきました!

先日のキャンピングカーショー2022にて気になったキャンパー厚木のパピーフルハウス。
どうしても気になり、試乗ができると聞いたので厚木まで行ってきました。

キャンピングカーショーの時の記事はこちら。

キャンパー厚木とは

もともとはバンテックの直営店として厚木に店舗を構えていましたが、個人店として独立したというなんだか異色のお店。
オリジナルのキャンピングカーを販売していますが、今回のパピーフルハウスはどこのメーカーにもない独特なものでした!

店舗はなんとガソリンスタンドくらいの小さな敷地。
この敷地にたくさんのキャンピングカーがぎっしりと並んでいました!

パピー試乗

さっそく試乗へ。

試乗させてもらったのはフルハウスではなく、ファミリー仕様のパピー480。
内装が違うのみです、とのことなので問題なく試乗へ。

乗ってみた感想は、運転がしやすい!!!走り出しが軽い!
トラック感はあるものの、普通車と変わらない感覚で運転できました。

後部はボーダーと比べると揺れを感じました。

パピーフルハウス全貌!

ではではここでPUPPYフルハウスの全貌をご紹介。

外観

写真:キャンパー厚木HPより

キャブコンですが、すっきりしています!
正面から見るとよくわかる。

ほっそりしてます。

玄関

写真:キャンパー厚木HPより

写真右側の小さなステップが玄関から部屋へ登りやすくしてくれ、階段でなくステップなおかげで背の高いブーツなどもそのまま置いておけますし、なにより広く使えます。

リビング

写真:キャンパー厚木HPより

L字型ソファーでテーブルは収納式。
収納もワンタッチで行えます。

これは簡単!

テーブルの下に空間がありますが、こちらは布団を収納するスペースだそう。
こちらはフルフラットのベッドになるので、その時の布団はどこに置くの問題が必ず発生します!!
これはよく考えてるな~

ソファー

リビングのソファーはフルフラットのベッドに早変わり。

背もたれをはめるとフルフラットになります。
こちらの画像はこたつ風にはめてみました。

フルフラットにした状態でもテーブルの上げ下げが可能とのことです。
(この時点ではその仕様の車体がありませんでしたが、今後販売するフルハウスはその仕様になるとのこと)
はめた背もたれの隙間を活用し、上げ下げ可能にしたとのお話でした!

ベッドにした際に手元が見えるようにライトとコンセントが枕元にあるのがうれしい!

ソファー下収納

こちら側のソファー下が収納になっており、がばっと開けることができます。ソファーも開けたまま固定できるようになっています。
奥のソファー下は外からの収納になってるので、開けることはできますが室内からのアクセスはあまり実現的ではありません。

クローゼット

大きなクローゼットがあります。マルチルームより一回り小さい感じ。
上部を覗くと洋服をかけるバーがあります。

コンセント

テーブルのコンセント、通常のものが2つと大きいものが1つあります。

この大きいコンセントはテレビ用で、待機電力をサブバッテリーが消費しないよう、別のバッテリーに繋がっているようです。

収納

大きなクローゼットがありましたが、フルハウスには収納がほかにもたくさん

写真:キャンパー厚木HPより

こんなにたくさんの収納スペース。

トイレ

フルハウスのトイレは標準装備です。
もちろんなくすことも可能。

トイレをなくして収納スペースにしたり、カセットトイレではなくラップポンを置く方も多いようです。

キッチン

キッチンといっても簡易な水道、レンジのみ。
キャンピングカーにコンロがあるものも多いですが・・
そう、何を隠そう私自身もボーダーバンクスのコンロをほとんど使用していないのです。
1度だけ、お湯を沸かしただけww

写真:キャンパー厚木HPより

コンロ下にも収納あり

こちらは玄関横にあるので、下駄箱かな。

レンジ、冷蔵庫も標準装備です

小さいのは仕方ないのか・・

冷蔵庫とレンジの間の板を引き出すことができます。

なんと!!簡易調理台に!!
これは便利~~!!薬味を切ったり、レンジから取り出したものを置いたりできるスペース!
確かに、普段は必要ないけどあると便利!!!
これを収納式にするとは・・やりますな。

バンクベッド

パピーフルハウスのバンクベッドには階段がない!!
シンク横の小さな踏み台でシンク台なども使い登ります。

確かに、階段は邪魔だし置き場所にも困るし・・
それを可能にしたこの小さなステップ。
こいつはすごいです。私がパピーフルハウスで一番感動したところでもあります。

バンク部分にはなんとタンスがあります

右側がベッド、左側が収納とタンス。
左側はこんな感じ

あけると・・

タンスは一番上は天井に近いため、そのままでは中のものを取り出しにくいのでまるごと引き出して使うそうです。

そのため、この一番上の引き出しだけレールがついていません。
はめるのは少し手間でした。

運転席

普通です。
ボーダーと比べると運転席と助手席の距離が近い!
シートヒーター付きのレカロのシートにしたいところですが・・

謎のカーテン

なぜかカーテンがついています。
だって、窓にはシェードがついているのに・・・

理由は、雰囲気?

プライベートカーテン

運転席とリビングの間を仕切る幕がついています。

ぴったりサイズ。

結構分厚い生地です。
遮光の役目も果たしてくれそう。
もちろんリビングの室温も保ってくれそうです。

給水タンク

入り口の横に20Lの給水タンクがあります

写真:キャンパー厚木HPより

下の段にはちょっとしたものを入れたり、同じ給水タンクを収納することができるので、実質40Lの水が使えるということになります!
排水タンクは43Lなので安心して使えます。

外の収納

下は汚れたものや濡れたものをそのまま収納できるボックス。
上は室内ソファー下にある収納スペース。

車体の後ろ部分からもアクセス可能です。

鍵のない収納

こちらはナンバー部分をめくるとでてくる収納スペース。
鍵がないのでゴミなどをここに収納しておけます。
外なので中に臭いがくることもなく、汚れても洗うことも可能。

オプション

サイドオーニング

パピーフルハウスのサイドオーニングは3.5m。ボーダーバンクスは4m。0.5m短いですが、特に問題なし。
というかボーダーバンクスが大きすぎる(笑)そしてボーダーバンクスよりは前に出ないようです。

オーニングライト

ドアの上にライトを付けられます。
オーニングを出した時の照明になりますね。
あんまり必要性感じないかな~

キャリア

後部にキャリアを積むことができます

キャリアをつけると収納スペースに後部からアクセスできなくなりますねーー
と話していたらなんと

いいえ!アクセスできるのです!と社長がおっしゃっていました。
キャリアのバーを上にあげると後部の扉にぶつかることなく開けることができます。
すごい!
自転車くらいは積めそうだなーー

まとめ

たくさん紹介しましたが、パピーフルハウスはとにかくすごい。
もちろんボーダーバンクスの方が大きく豪華でなんでも装備されていますが、低予算でしかもかゆいところに手が届く設計がとにかく考え抜かれていて素晴らしい。
私にぴったりのコンセプトのキャンピングカーを見つけた感じがしました。

キャンパー厚木のスタッフの方たちの人柄も良かったですし、会社の姿勢も良かったです。

というわけで、パピーフルハウス、買っちゃいました!!!

納期は4か月後。早い!

納車まで楽しみです♪
どんなオプションをつけたかは納車されてからお披露目したいと思います。